思い癖

文学

 4月の配置換えによる忙しさにかまけて、ブログの更新を怠ってしまいました。
 ブログを開かずにいたら、いきなりgooブログがサービスを停止するという衝撃の文言がトップページに出てきました。
 完全閉鎖してしまっても良いのでしょうが、折角書き溜めたものが雲散霧消してしまうのは惜しい気がします。
 ブログのお引越しを検討しなければなりませんが、お引越しの理屈は分かるのですが、作業が大変そうです。
 チマチマと20Mづつダウンロードしてそれを新しいブログサービスにアップロードするということのようですが、20Mというのはしびれます。
 小さすぎるではないですか。
 文字だけのブログならともかく、写真やら動画やらをアップしているわけですから。

 ただでさえ新しい仕事に慣れず、日々鬱々として過ごしているというのに、ブログサービスの停止はきついですねぇ。

 人には誰でも思い癖というものがあると思います。
 何事も前向きに、明るく取り組んでいく人と、逆にネガティブにこの世の不幸を全部背負っているような気分になる人と。
 私は若い頃はそうでもなかったのですが、30代後半で精神障害に罹患してから、明らかにネガティブな思考をするようになってしまいました。
 ほんの小さな仕事でも、それが大変な難事件のように思われ、体が強張り、緊張し、手が震えたり顔が紅潮したりするのです。

 そうかと思うと傍目にも大変な仕事をしながら、「仕事が楽しい」と公言し、事実表情がいつも楽しそうな人がいます。

 羨ましいかぎりです。

 私は何種類もの精神病薬を飲み続けていますが、なかなかそういう心境にはなりません。
 生まれついての性分が発病を促したのでしょうから、病気も含めて私の元々の性格がネガティブなのだと思います。

 持って生まれたものは仕方ありませんが、もう少し、世の中を軽い気分で渡れるようになりたいと思います。