悲しみから

精神障害

 少しづつ遠ざかっています。
 数え切れぬ夜と昼を越えて、来し方を何度も振り返って、私の精神は安定に向かっているようです。
 薬だけのせいではありますまい。
 働いていること、職場や身近な人が理解あること。
 そのことが、私の心を、少しづつ解きほぐしているのだと思います。
 今、私は読書や執筆を怠っています。
 しかしそれを、精神の怠惰だと言って自分を責めることは止めました。
 精神の怠惰も結構。
 安定こそ、私が求めるべきものです。