感情

仕事

  3連休あけの出勤も半日が過ぎました。

 今日を含め、4日間出勤すれば9連休の大型正月休み。
 曜日の並びの関係で、今年は長い正月休みとなりました。
 それはそれで嬉しいのですが、年始のスケジュールがタイトです。
 その影響で、今年は仕事納めの金曜日に重要な会議が入ってしまい、その根回しやシナリオ書きのため、のんびりもしていられません。

 社会人がお給料をもらう以上、職場で感情を露わにすることはご法度です。

 そのため、私は職場に着くなり感情を押し殺すよう努力してきたわけですが、近頃は努力する必要すらなくなりました。

 なぜなら、努力するまでもなく、職場に一歩足を踏み入れれば、感情は勝手に死ぬようになったからです。

 すっかり社畜ですねぇ。

 辛いことが辛くない、悲しいことが悲しくない、嬉しいことが嬉しくない、怒るべき場面で怒りが湧いてこないというのは、楽と言えば楽ですが、人間としては欠陥があるように思います。

 その私ですら、6年前には、暴言を吐いた上司に対し怒りを覚え、ただし怒りを爆発させるのではなく、弁護士を立てて謝罪と損害賠償をもとめるという現代社会のルールに則った、冷静な方法で今思えば乱暴な挙に出ました。

 弁護士の威力は絶大で、しかも私が訴訟も辞せず、という強気の態度に出たため、100万円の損害賠償と謝罪文とを時を経ずして勝ち取ることができました。

 その上司も、今年度一杯で退職です。

 そんなことがきっかっけで、私は躁転を起こし、さらなる精神障害地獄へと突き落とされるわけですが、今はそれも克服しました。

 そんなこんなで、感情のままに動くことがいかに虚しいか思い知らされることとなり、結果として職場に足を踏み入れた瞬間に感情オフのスイッチが入り、私は感情の無い木偶人形のようになって、職務に精励できるのです。

 それが良いこととばかりは思いません。

 あまりに非人間的ですから。

 でも精神的に楽になったことだけは確かです。

 今、私は奴隷の幸福を生きているのかもしれませんねぇ。

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