理由の無い憂愁に囚われることがあります。
今日がそうでした。
一種の感情の波なのだろうと思います。
面倒な話です。
憂愁に囚われると、仕事の能率は落ち、過去のことばかりが思い浮かびます。
辛かったことばかりではなく、楽しかったことも。
若い頃、人生も中盤に差し掛かれば、色々なことに慣れて感覚が摩耗し、憂愁に囚われることなど無くなるのかと思っていました。
ウッチャンのポスターに、「オッサンは傷つかないとでも?」というコピーがありました。
全く同感。
しかしこのようなコピーが生まれる背景には、オッサンは傷つかないもの、という暗黙の了解があるのでしょうね。
若い頃の私自身が、そう思っていたのですから。
三つ子の魂百まで、とか申します。
心の思い癖は、変わらないものです。
鋼の精神を身に着けたと思い込んでいた私ですが、人生も後半を迎えながら、情けなくも惑いに惑うオッサンになってしまいました。