私は腕時計を好まず、懐中時計を愛用していることは以前このブログで紹介したところです。
25年前に購入したLONGINESの懐中時計、大分古びてきました。
懐中時計愛好家のサイトに、古びてきた時計を風合いが出てきた、と言って喜ぶ人が多いと書いてありました。
風合いが出てきたと言えばそれは間違いないでしょうね。
本当に高い懐中時計は200万円くらいして、100年くらい平気で使えます。
私が持っているのはそんなに高いわけがありませんが、それでも大卒の初任給くらいはします。
私にとっては高価なものです。
上の写真のような感じで、正直これを風合いが出てきたと言うのは無理があるんじゃないかと思います。
で、風合いが出てきた懐中時計はそれはそれで価値あるものとして大事にしますが、奇麗な新品も欲しいと思い、懐中時計専門店でAEROWATCHの時計を購入しました。
もうLONGINESは懐中時計を作っていないそうです。
中古はたくさん出回っていますが、値段は跳ね上がっており、なるほど、古い物ほど価値があるのかと思いましたが、新品を購入したしだいです。
同じようなデザインですが、私はシンプルな品物に感じられる機能美みたいなものが好きなので、どうしてもこうなってしまいます。
スケルトンの時計も持っていますが、中身の機械が見えるというのは面白いのかもしれませんが、飽きが来ると言うか見にくいので使わなくなってしまいました。
腕時計は1万円以上するものは買ったことがありませんが、懐中時計はその10倍以上する物しか買ったことがありません。
好事家としか言いようがありませんが、こういう無駄なところに金を遣うというのは、なんだか心が豊かになる気がします。