我儘

その他

 今日は忙しい日曜日になりました。

 まず朝6時に起きて生卵とソーセージと冷やしトマト、それに白飯の朝食。
 最近白飯があまり食えなくなりました。
 なので、茶碗に半分くらい。
 前は茶碗二杯食っていたのですが、胃が小さくなったようです。

 その後一週間分の洗濯。
 一週間に一度だとかなりたまりますが、週に一度の洗濯を一回で済ませるために巨大な洗濯機を使っているので、心配はありません。
 おまけに良く晴れて湿気も低いことから、夕方にはカラカラに乾きました。

 10時からスバルのディーラーに行って半年に一度の定期点検。
 新車購入時に半年に一度無料で点検を受けられるパックに加入したので、金の心配はいりません。
 どこにも悪い点はありませんでした。

 終わったのが11時30分。

 昼はディーラーの近くにある洋食屋でチキンソテーの定食を食い、食後はブレンドコーヒーを一杯とエスプレッソを一杯飲みました。
 これで頭はしゃっきりです。
 1時間もかけてゆっくり昼食を楽しみました。

 で、帰宅して早々に一週間分の食料の買い出しに行きました。
 連日の残業で平日は帰宅が21時くらいになって、何もやる気が起きないので、日曜日に一週間の準備をしなければならないのです。
 
 風呂に入って夕食の支度。

 これらの家事は同居人と分担して行うべきですが、何しろ同居人は毎週土曜日も日曜日も施設に入っている義母の見舞に行くので、家事の負担は私にのしかかってきます。

 義母は我儘ばかりで、同居人は振り回され、これでは夫婦共倒れになってしまいそうです。

 義母は元々我儘な性格と言って良いと思いますが、年を重ねてますます酷くなってきているように感じます。

 実の娘には、何を言っても、何を命じても良いと思っているようです。
 同居人はそんな理不尽なリクエストにいちいち真面目に応え、義母はより一層我儘になるという悪循環。

 先日などは、同居人、電話で義母の我儘をたしなめたら、驚くべきことに、義母は激昂して、あんたなんか産まなきゃよかった」という暴言を吐きました。

 同居人の人格を全て否定する、まともな親なら絶対に口にしない禁句だと思います。

 それでも、義母は同居人一人を頼り、同居人は義母の我儘に付き合い続けています。
 正直、同居人はやりすぎだと思います。
 もう少し義母のリクエストを断っても良いのではないでしょうか。

 しかし、80歳を過ぎて、どういう心境になるのか、今の私には想像もつきません。
 80歳を過ぎてなお存命であるならば、義母の気持ちが少しは分かるのかもしれません。

  年を取ると人間というものは子供時代に戻るとか申します。

 では子供の頃の自分の性格や生活を思いだせば、己の老後を想像することが出来るのかもしれません。
 現役生活も31年目を迎えた私には、子供時代を振り返る余裕すらありませんが、かなり変わっているというか、エキセントリックな性格だったように思います。

 年を取って変人でエキセントリックな老人になるのなら、いっそ早死にしたほうが幸せかもしれませんね。

 私たちには頼るべき子もおらず、世界に二人だけで取り残されているような気分が続いているので、あんまり長生きしても世間様に迷惑をかけるだけのような気がします。

 いずれにしろ、義母の老いは、必ず老い、死んでいく人間の真実を見せつけられているようで、恐怖すら感じます。

 どうか義母のこれからが、心安らかで、仏様のような優しさを身に纏ってほしいと、切に願います。