菅内閣の支持率、各社の調査で軒並み10%台になっていますね。
竹下内閣が消費税導入で退陣したときでも、20%は維持していたと記憶していますから、いかに支持率が低いかが知れます。
しかし不思議なのは、菅総理がいたって元気なこと。
「民主主義というのは期限を区切った独裁」だ、と言い放った人ですから、支持率なんて関係ないんでしょうねぇ。
仙谷元官房長官は自らを地球市民と呼び、日本国家の中枢にいながら、国家を否定するような態度を見せ、そうでありながら経済産業省のキャリア官僚を国会の場で恫喝する権力主義的な側面を隠そうともしませんでした。
地球市民なんて海の物とも山の物ともわからない、鵺のようなものです。
伝統というバックグラウンドを持たない人間ほど信用できないものはありません。
そういう意味で、地球市民なんて言葉を臆面もなく口にするような人は、信用できません。
松本前復興相は県知事相手に言いたい放題、あげくの果てにはマスコミに「これはオフレコだから。書いたらその会社は終わりだ」と、これも権力を嵩にきた発言をして、辞任に追い込まれました。
市民運動家というものは、民主党政権ができるまで、善意の人のようなイメージがありましたが、実際にはきわめて権力志向が強く、独裁的で権威的な人が多いことが判明しました。
共産革命が起きた国は、例外なく全体主義国家を志向したのと同じようなことでしょうか。
支持率1%になっても辞めない、と言っているそうですが、中学レベルの社会科、歴史や公民をお勉強なさったほうがよろしいんじゃないでしょうか。
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