支離滅裂

社会・政治

 男泣き、という言葉がありますね。

 本来涙を見せるのは恥ずかしいとされている男が、あまりの感激や怒りなどの情動に突き動かされて泣くことで、かえって人の心をとらえたりすることがあります。

 しかし、先般の兵庫県議の取り乱しぶりは、男泣きなどというしゃれたものではなく、ただ見苦しい、というより滑稽なだけの大号泣でした。

 不正に出張旅費を取得したのではないかという疑惑に応えるための釈明会見ですが、ほとんど支離滅裂で、何が言いたいのかさっぱり分かりません。

 まずはユー・チューブの動画をご覧ください。



 この常軌を逸した会見、世界で物笑いの種になっているそうです。

 そりゃそうでしょう。

 本来政治家というものは常に冷静沈着で、感情的になってはいけない仕事のはず。

 それがまるでこの世の終わりがきたかのように悲しみ、怒り、独善的で意味不明の釈明を繰り返し、まるで質問の意図と異なる発言をしたのでは、なぜこのような人が当選したのか不思議に思います。

 推測ですが、同僚議員や秘書などの近しい人は、この議員がかなりおかしな人だと知っていたのではないでしょうか。

 三つ子の魂百までと言うごとく、人間なんてそう変わらないもの。
 きっと子供の頃は手がつけられない駄々っ子だったものと思います。

 次の選挙に立候補するのかどうか知りませんが、必ず落選せしめてほしいものだと切に願います。

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