今日は敬老の日ですね。
長く生きて社会に貢献してくれたお年寄りに感謝し、敬う日。
中には社会に迷惑ばかりかけて生きてきたヤクザ者もいますが。
若い頃にはヘルメットを被って路上を集団で走り回って迷惑行為を行い、中年に至ってバブルで踊った団塊の世代も続々と65歳を迎え、老人の仲間入りをするや急に有機野菜を作って喜んだりしています。
気色の悪い世代です。
最近の老人、特に60代はまだまだ元気で、敬う気が起きません。
もう少し枯れてくれないと。
最近、自虐に満ちたシルバー川柳というのがブームです。
いくつか紹介してみましょう。
注目を 一身に受け 餅食べる
これはなかなか迫力がある光景です。
じいさん、餅を詰まらせるかもしれないと心配している家族もいれば、餅を詰まらせてとっとと死ね、と思っている者もいるでしょう。
怖ろしや。
定年に エプロン貰い 嫌な予感
奥様、定年後は亭主をこき使う気でしょうか。
旦那のほうも、身に覚えがあるような感じです。
定年で 田舎戻れば まだ若手
これはわが国が置かれた深刻な状況を現しています。
実際によく聞く話でもあります。
少子高齢化を食い止めなければなりません。
忘れえぬ 人はいるけど 名を忘れ
これはまた切ないと言おうか、滑稽と言おうか。
あまりにうまく出来ていて、実体験ではなく作り話のような感じを受けます。
八十路越え 大器晩成 まだ成らず
どんな野心を持っているのか、80歳過ぎて意気軒昂ですねぇ。
その野心を諦めた時にお迎えが来るのかもしれません。
どうか野心を忘れず、執念深く長生きしてもらいたいものです。
老人のイメージは随分変わりましたね。
私が子供の頃、老人は着物を着て、時折三味線など鳴らし、老人然としていました。
年相応に振る舞うのが良しとされ、若作りは嫌われたものです。
しかし今、老人だからと言って老人然とすべし、と言うプレッシャーは無くなり、フラダンスを踊ったり社交ダンスを踊ったり、老人会で色恋沙汰が発生したり、若い者と変わりません。
要するに、人間年を取ったからといって、基本的には変わらないものなのでしょうね。
それを知るには、まず、自分が長生きしなければなりません。
目標は高く、ご長寿世界一。
120歳まで頑張りましょう。
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