昨夜民放の某バラエティ番組を観ていたら、様々なジャンルの日本通の外国人が登場し、驚異的な知識を披露していました。
まずは演歌通。
ハワイから来た若干16歳の少年は着流し姿で演歌に関するクイズに的確に答え、最後には「浪花節だよ人生は」を熱唱していました。
ドイツから来た黒人は、翌日日本女性との結婚を許してもらうため、女性の実家を訪問するとかで、テレビ出演よりそっちのほうが緊張するとか。
米国の黒人女性はソウルフルな歌声で「天城越え」を歌いあげていました。
世の中広いですねぇ。
続いてAKB48ファンの外国人たち。
最年長は45才の髪がだいぶ寂しくなったおじさんですが、この人、総選挙やら握手会やらで来日回数は11回。
その都度長期休暇を取っているそうです。
お好きなんですねぇ
それに2メートル1センチの大男の少年。
いかにもオタク然としたべたっとした感じで激しくAKB48の踊りを踊る姿は、感動的でさえありました。
意外だったのは、女性外国人のファンが多かったこと。
最後に信長ファンの外国人たち。
みな張りぼての鎧を着て、○○でござるなどという口調でしゃべり、すっかり戦国武将気取り。
昔からわが国の武士道や侍は人気がありますが、今もそれは変っていないようです。
演歌、少女アイドル、戦国武将と、ジャンルは違えどそれぞれわが国にとって重要な精神文化。
それをこよなく愛する外国人が世界中に存在しているということは、たいへん喜ばしいことです。
でもほどほどにしないと、いくらお金があっても足りませんよ。