暑苦し

文学

 あつ苦し 昼寐の夢に 蝉の声

 夏目漱石の句です。
 今日の首都圏はどうやら猛暑日になる見込み。
 事務室のなかは冷房が効いて快適ですが、いったん廊下にでれば、湿気を含んだ暑苦しい空気が澱んでいます。

 いよいよ過酷な季節が始まったようです。
 蝉ももうじき喧しく鳴き出すでしょう。

 夏は苦手です。