有田焼

美術

 わざわざ新宿まで足をのばし、有田焼市に行ってきました。
 青木龍山・清高親子の作品などを見て、目の保養になりました。青木龍 山の天目の茶碗で、とても気に入ったものがあったのですが、26万5千円という値段をみて、諦めました。
 その代り、美術館と違って手に取れるのをよいことに、さんざん指紋をつけてやりました。
 茶碗の他にも、小皿やぐい飲み、湯のみなど、心惹かれるものばかりでした。
 お金持ちになりたいものです。

 帰り、近辺をふらふらしていたら、2丁目のゲイバーが並ぶ一角に出てしまいました。ゲイバーは一見そういう店だとわかりませんが、ゲイ用のアダルトショップが何軒も営業していて、目をひきました。昼間からむさくるしい男たちがたむろしていましたので。

 世間から差別されがちな少数者だからこそ、こうやって一つところに集まるのだな、と思いました。
 私も精神障害者の自助グループに参加したり、リワークに通ったりしましたから、自分と近い境遇の人を求めてしまう気持ちはよくわかります。

 世間の偏見に負けず、堂々と生きてほしいものです。