朝霞国家公務員宿舎

社会・政治

 野田総理、財務大臣時代には建築を進めるとしていた朝霞公務員宿舎の工事を5年間凍結する方針に転換したとか。
 凍結とは、つまり塩漬けにして放っておくということ。
 朝霞のごとき交通至便な土地を塩漬けにするなど、それこそ最大の無駄。
 5年たったら、もう5年塩漬けにしようとか言い出すんじゃないでしょうね。
 地元民はたまったものではありません。

 公務員宿舎は格安で入居できる、いわば国家公務員の特権の一つです。
 しかも都心部にも存在し、垂涎の的になっています。

 ただ、民間企業にも社宅というのがあり、概ねこちらも格安で良い場所に建っていますね。
 中小零細企業にはそんなものはない、と言う人がいますが、中小零細は全国転勤もないんじゃないでしょうか。

 朝霞のような土地に、ノン・キャリアの国家公務員が家を買うことは事実上不可能です。
 そんな高給はもらっていません。
 しかし国会対応で連日深夜に及ぶ残業を余儀なくされるとあれば、せめて朝霞くらいの立地に寝床がないと、心身に不調を来すでしょう。

 要は常識の問題ですね。
 麹町やら一番町やら新宿駅前に国家公務員宿舎を建てて格安の家賃では、土地は公共財という観点から問題があります。
 しかし朝霞はベッド・タウンとして発達した街。
 ベッド・タウンに文字通り寝るための宿舎を作るのは妥当だと考えます。

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