今日、めでたく冬のボーナスが支給されました。
正確には、期末勤勉手当と呼ぶのですが。
で、職務の級を表す級号俸は年々上がっているのですが、手取額が10年前とほとんど変わりません。
一つには、基本給全体が下がっていること。
つまり級号俸が上がっても、その級号の基本給が下がっているため、もらえるものが微増しかしていないのです。
さらに、天引きされる額が増えていること。
給料が微増で天引きが増えているのですから、もらえる金額が上がろうはずもありません。
まぁ、下がらないだけマシですが。
40代半ばの私ですらこうですから、若い人はやれんでしょうねぇ。
ただし、若い人はもともとの給料が安いので、少しづつでも上がっていき、中年は変わらず、年配の方は下がっている感じです。
就職した20数年前は、年々目に見えて給料が上がっていったのですが。
わが国を取り巻く経済環境を考えれば仕方ないのでしょうけれど、一労働者としては、ボーナスの明細を見て、ため息ばかりです。
ここから住宅ローンのボーナス払いがあり、何があり、かにがありと思うと、いくらも残りません。
サラリーマンはまさしく現代の水呑百姓と言えましょう。
つい愚痴っぽくなってしまいました。
しかしまぁ、ボーナスが出ない業界もあるようですから、出るだけマシと考えて、家計をやりくりするしかありますまい。
食うに困るほどのことはないのですから。