今日、帰宅すると、嬉しい贈り物が届いていました。
酒好きの私が最も好む酒。
栗焼酎です。
それも私が最も好むダバダ火振りという25度の栗焼酎が一升瓶で二本も。
じつは先月の亡父の一周忌のおり、遠方からかつけてくれた従姉のご主人に、私がダバダ火振りが好きだと言ったのですが、それを覚えてくれていた従姉のご主人が贈ってくれたのです。
ありがたいことです。
さっそく、一杯やりました。
やっぱり旨いですねぇ。
近所の酒屋にはなかなか置いていないので、非常に嬉しく、一杯やった後、電話でお礼を申し上げたところです。
従姉夫婦は、従姉といっても大分年が上なため、叔父・叔母のような感覚で接し、幼いころには随分可愛がってもらいました。
今日にいたるも、この夫婦は私の精神病発病などを心配してくださり、良くしてもらっています。
昨年のイベントで従姉が住まう九州の某地方に出掛けた時は、昼はイベント、夜はレセプションということで、会うこともままならず、不義理を働いてしまいました。
従姉は亡父の良い面、悪い面両方を知っていますが、私が亡父を深く尊敬しているのと同様、亡父の良い面ばかりを覚えてくれています。
不肖の倅として、こんな嬉しいことはありません。
思えば私と亡父の関係性は、世間一般のそれとは違う、奇妙なものでした。
言わば、悪友。
私は亡父の悪を知り、亡父は私の邪悪を知っていました。
しかし、例え互いの悪を知っていたとしても、私は亡父の深い教養と見事なプレゼン能力を尊敬し、亡父は私の話術と文章作成術を褒めてくれました。
誰に褒められるよりも、亡父にその能力を認めてもらえたことは、私の望外の喜びとするところです。
日々の雑事にかまけて亡父とのあまりにもたくさんの思い出を忘れている毎日ではありますが、亡父は私に、限りない誇りを持って生きることを、背中で教えてくれました。
不肖の息子ではありますが、自らを恃んで生きよ、という、亡父の教えを忘れたことはありません。
いついかなる場合にも、私は限りない高い誇りを持って生きていきたいと思っています。
それが、亡父がその生涯を通して教えてくれた唯一の教えなのですから。
![]() | 無手無冠 栗焼酎 ダバダ火振 1800ml |
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