いつも残業している愚か者どもを、ざまぁ見ろとばかり、定時ぴったりに帰っている私が、珍しく1時間だけですが残業してしまいました。
悔しいですねぇ。
日頃から、後輩などに、「勤務時間は決まっているのだから、時間内に終わるように手際よく仕事をしろ」と指導しているのに。
私の年間の残業時間は10時間程度です。
本当に万やむを得ざる場合のみです。
それも多くは、他の部署の仕事が終わるのを待たなければこちらが動けない場合です。
今日がそうでした。
人によっては、月の残業時間が100時間を超えているというから驚きです。
誰しも金が欲しいのは同じで、1時間残業すれば2,500円くらいもらえるので、100時間というと25万円ですか。
それに基本給や通勤手当、扶養手当、住宅手当などの各種手当を加えれば、大した高給取りですねぇ。
でもそれは、仕事のスケジュールを管理できないおバカさんがやること。
あるいは金が欲しいがために仕事があるふりをしている者かもしれません。
私も多忙な部署に配属された時は毎日残業を余儀なくされましたが、100時間なんてことはなかったですねぇ。
時は金なりと言いますが、本当に金になるのだからおいしい話です。
でもその言葉の意味するところは、お金と同じくらい時間は大切なのだから、残業などせず、自分の時間を確保して、それを有効に使え、ということなのだと思います。
ウィスキーを飲みながらくだらぬブログの記事を書いている時間が、私にとって有効と言えるのかは不明ですが、少なくとも職場にいるよりはマシでしょう。
それでも昔よりは良くなったと思います。
昔は残業や休日出勤を厭わない、滅私奉公をする者が評価されていましたから。
今は逆です。
そりゃそうです。
残業されたら超過勤務手当を支払わざるを得ず、この世知辛い世の中で、人件費はなるべく安く抑えたいわけですから。
そういう意味では、ほとんど残業せず、しかし時間内に緻密で精確な仕事を成し遂げる私にとって、やっと評価される時代が訪れたのだと思います。
で、今日の1時間が2,500円に化けたところで、失った私の時間が帰ってくることはなく、それが悔しくて仕方ありません。
反省すべき日となってしまいました。