サイパン発上海行きの四川航空機で、中国人乗客による乱闘事件が起きたそうですね。
食事だかドリンクだかの配布の際にそれが起きたとか。
お馬鹿さんですねぇ。
そんな些細なことで大の大人が集団で殴り合うなんて。
乗務員がなだめて無事フライトできたとかで、まずは良かったですね。
先週、チューリッヒ発北京行きのスイス航空でも中国人乗客の殴り合いがあったばかり。
この時は航空機が出発地に引き返し、両者が罰金を支払う騒ぎがあったそうです。
なんと通路で体がぶつかったことが原因だったというから驚きです。
ヤクザか不良少年みたいですねぇ。
私も某ホテルに宿泊した際、朝食のバイキングで中国人観光客の集団とかちあってしまい、不快な思いをしました。
バイキングなので順番にならんで料理を皿に盛っていくわけですが、彼らはなにしろ並ぶということを知りません。
あっちでもこっちでも割り込んで、日本人宿泊者は呆気に取られて注意することもできませんでした。
中国のサイトに、中国人が日本人なみのマナーを身につけるには100年かかる、と、ある中国人が書きこんだところ、いや100年では無理だ、3,000年はかかる、と、自虐的なコメントが返ってきたとか。
自覚しているのではありませんか。
それならお互いに注意すれば良いものを。
些細なことで不快な思いをしては、お互いに嫌でしょうに。
幕末、お雇い外国人が隅田川花火大会に出かけ、自国であればあちこちで乱闘騒ぎがおきるであろうような混雑のなか、日本人は笑顔で「ちょっとごめんなさい」、「ありがとう」と声を掛け合って、混雑する中気持ち良く花火見物をしていて大層驚いた、この国はやがて欧州にとって脅威になるだろう、と日記に記しています。
幸か不幸か、その予言は現実のものとなり、わが国は独伊が敗れた後、世界を相手に孤軍奮闘し、白人が支配していた世界を大きく変化させましたね。
今、中国が世界の勢力図を変えようとしています。
わが国は米国を中心とする自由民主主義国家の一員として、これに対抗しようとしています。
いつの時代にも争いの種は尽きず、争いは人間の本能であるかのごとくです。
そうであるならなおさら、自国民同士で些細なことで殴り合いをするようなことは控えたほうが良いでしょう。
そのほうが何よりも中国自身の利益になるんじゃないでしょうかねぇ。