日本時間で明日の早朝、2020年のオリンピック開催都市が決まるそうですね。
なんでも賭け事にしてしまう英国のブックメーカーは、東京に1.6倍、マドリードとイスタンブールに4倍のオッズをつけたとかで、それだけ見ると東京が本命視されているようです。
東京の難点の一つは、日本国民の支持が低いことが挙げられています。
じつは私もその一人。
外国人が大挙して押し寄せ、お祭りムードが高まり、面倒事が激増することを思うと、気乗りがしません。
決まったわけではないようですが、米国のテレビ会社などは、8月開催を求めているようです。
東京の8月の暑さをご存じないようです。
だからこそ、前回の東京オリンピックは10月に開催したわけです。
8月なんかに開催したら、マラソンなど死人が出ますよ。
それとも深夜にやりますか?
もし東京に決まってしまったら、どんな圧力にも屈せず、選手の健康を考え、春か秋にやるべきでしょう。
しかしここ2回ほど、大本命が選ばれていません。
2度あることは3度あるということで、東京には落選してほしいものだと思います。
初めて東京がオリンピック開催都市に選ばれたのは昭和11年。
昭和16年に開催する予定でした。
有名なドキュメンタリー映画「美の祭典」・「民族の祭典」に見られるような、ナチのオリンピックを真似たかったのでしょうが、第二次大戦が始まってしまったため、中止になりました。
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この2本のドキュメンタリーは、ナチの宣伝という側面を差し引いても、ナチの党大会に迫った「意志の勝利」とともに映像美の最高傑作とされていますね。
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いまとなってはオリンピックはすっかり商業主義。
わが国が国威発揚だか宣伝だかのために血眼になって開催を求めるのは馬鹿げていると思えてなりません。