今の職場に就職してから30年目になります。
それだけ長く働いていながら、仕事に慣れるということがありません。
今の職場が向いていないというより、働くことそのものが向いていないような気がします。
それでも、就職して3年目から10年目あたり、年で言うと25歳から32歳頃、若手から中堅と言われている年代では、怖いもの無しと言いますか、自分は世界一有能なサラリーマンだ、くらいに思っていました。
しかし、ある程度年を取ると色々なことが見えてきて、怖いもの無しではいられなくなります。
それどころか、怖いものだらけになってしまいます。
そして、自分は誰よりも無能なサラリーマンだと思い始めたのです。
もちろん、私の場合、途中、精神障害で長くお休みしていたせいもあるでしょう。
それを勘定にいれても、加齢による仕事への恐怖みたいなものがあるように思えてなりません。
今日も出勤して一日過ごしましたが、会議に出た以外はほとんど何も出来ませんでした。
仕事が億劫なのと、結果がどうなるのか怖いのと、両方です。
この職場で朽ちていくのは別に構いません。
私が選んだ職場ですから。
しかし、この職場ですら使い物にならないと評判になってしまうのが恐ろしいのです。