お昼に鍋焼きうどんを食ってリビングで横になっていたら、3時間も寝てしまいました。
私は職場でも毎日30分昼寝しています。
そうでないと午後の仕事に差し支えるからです。
しかし3時間も寝ると、頭がぼうっとして仕方ありませんね。
夜眠れるかも心配なところです。
自覚していませんでしたが、相当疲れているようです。
私は学生のころ、夢日記をつけていたことがあります。
目が覚めるなり睡眠中に見た夢を、枕元に置いたノートに克明に記録するのです。
そんなことを一ヶ月も続けていると、奇妙な現象が現われました。
夢の記憶がどんどん鮮明になっていくのです。
そしてそのうち、夢と現実の境界が曖昧になり、起きているんだか夢を見ているんだかわからなくなり、これでは精神をやられてしまう、と考え、夢の記録を止めました。
20年以上経た今も、その時の夢の記憶はきわめて鮮明です。
人間の精神というもの、まだ何も解明されていないようです。
精神障害の薬は日々進化し、精神障害の治療は飛躍的に進歩しましたが、精神の奥の奥、人間精神の核ともいうべきものは、誰にとっても不明です。
私は精神障害を患い、服薬と休養、社会資源を活用してのリハビリ、職場復帰して後は徐々に負荷を増やしていく方法によって、ほぼ寛解にいたりました。
それは真に幸運なことだったと思います。
私の知り合いには、私と同じような方法で快方に向かいながら、結局再発し、今も精神障害に苦しむ者が大勢います。
精神医学の進歩によって、人間精神の正体が解明されることを願ってやみません。