民主党の事業仕分け第2弾として対象となる独立行政法人が発表されました。幸いにも、私が所属する法人はその対象となっていません。
しかし、私が今通っている職業関連施設は、その対象になっていました。「コンクリートから人へ」などとほざいておきながら、まさに人を相手にする高齢・障害者雇用支援機構に対し、無駄だとでもいうのでしょうか。
また、東京国立博物館などが所属する国立文化財機構も仕分けの対象になっていました。先進国中、教育・文化予算の比率が最低の日本が、さらに文化予算を削るのでしょうか。いったいどういう理由で抽出したのか、わかりません。
だいたい5分や10分役人の話をお聞いただけで、何がわかるのでしょう。
もっと言えば、あまり予算を必要としない事業であっても、役人が熱心に説明すれば予算化され、スーパーコンピューターのように役人の説明が不足していれば必要であっても予算はつかないことになります。役人が説明に手心を加えれば、役人の腹一つで予算はどうにでもなる、ということになります。スーパーコンピューターで批判を浴びたとき、枝野議員は図らずも役人の説明が悪いから、と言い訳していました。
役人の話一つで巨額の予算がどうにでもなることを、自ら露呈したようなものです。
選挙目当ての愚かなパフォーマンスは止めて、地道に各種政策に取り組んでもらいたいものです。
独立行政法人
