横須賀市役所で、昨年4月1日付けで窓口サービス課から港湾総務課へ異動を命じられた40歳の主任が、命令を無視して窓口サービス課に出勤し続け、昨年12月に停職一カ月の処分を受けたそうですね。
サラリーマンから見ると信じられない行動ですが、なんと停職明けの今日、性懲りもなく窓口サービス課に出勤し、港湾総務課に出勤するよう説得していた人事課長が転倒してけがをする、という事件があったとか。
説得は会議室で行っていたとのことで、何があったかは不明ですが、主任が暴力をふるったのだとすれば、言語道断、懲戒免職にすべきでしょう。
4月1日に異動の辞令を受けながら、12月に停職一カ月の処分をくだすまで、8カ月もの間、主任は何をしていたのでしょうね。
元の部署の管理職や異動先の管理職、さらには市長は何をしていたのでしょうね。
不思議です。
なんでも、窓口サービス課から港湾総務課に異動すると、評価が下がるから嫌だ、と言っていたとか。
駄々っ子ですね。
異動命令に従わないほうがはるかに評価が下がることぐらい、分からなかったんでしょうか。
私の職場では、以前、50代の女性係長が、不本意な人事異動に遭い、4月1日の辞令交付式の日に辞令を受け取るなり役員の目の前で辞令をびりびりに破り、退職願いを突き付けて去って行った、という伝説的な武勇伝が残っています。
しかしそれは、パフォーマンスとしてはやや過激ですが、懲戒処分に当たるような行為ではありません。
しかるに横須賀市の主任。
再三再四の説得や命令に耳を貸さず、ついには停職一カ月をくらって、それでも異動の命令を無視し続けるというのは、少々オツムが弱いのか、何か政治的意図があったのか、どちらかだと思われます。
世の中には色々な人がいますから、驚くには当たらないのかもしれませんが、そういう行為を8カ月も結果的に許してきた横須賀市に、組織としての不作為があるものと考えます。
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異動拒否
