政府の検討会議で消費税を2015年度までに10%に増税するという案をまとめたそうです。
もらうお金は減少し、払うお金は増額なんですねぇ。
百姓は死なぬように生きぬように(年貢をとれ)、と徳川家康が言っていたそうですが、今も変わりませんねぇ。
現代の百姓とも言うべき安サラリーマンは、死なぬように生きぬように、暮らしていくしかないし、きっとそれが幸せでもあるのでしょうねぇ。
難しいことは考えず、今日と明日の飯のことを考えて日々をしのいでいく。
でもそれは圧倒的多数の人間及び動物が、気が遠くなるほど長い期間生きてきたやり方なんでしょうねぇ。
いつもお腹をすかせて、何か食いたいと思いながら。
盆と正月以外は粗末なお粥をすすり、酒も飲めず、重労働に疲れて倒れるように眠る毎日だったことでしょう。
そういう意味では、現代の日本に生まれただけでも大変幸運だったと言わざるをえません。
つい100年ほど前までは竪穴住居のような家に住んでいた人もいましたし、現代でも日に三食食えない国や地域がたくさんあります。
それに比べて、現代日本人は、毎日毎日お祭りのようなご馳走を食い、飲みたければ酒も飲め、風呂にも入れるし布団で寝られもします。
それどころか、美食と怠惰のためにせりだした腹回りの贅肉を落とそうと大枚はたいてスポーツジムに通い、通うそばから高カロリーの食事を楽しむ始末。
民主党政権は、過酷な消費税を課すことによって、大量消費に慣れきった私たち日本人に喝を入れようとしているのでしょうか。