眠い

精神障害

 今朝も昨日に続いて、猛烈に眠い朝を迎えました。
 しかし、2日続けて寝坊を理由に休むわけにはいきません。
 思い切って、冷水のシャワーを浴びました。
 冷水を足にかけ、腕にかけ、頭にかけ、最後に全身に浴びます。
 目が覚めます。

 それでは足りないと、珈琲を3杯飲みました。
 猛烈な眠気は、軽い眠気に代わり、無事出勤しました。

 しかし、職場に着いたらまた眠気が強くなり、目を開けていることだけで精一杯で、仕事になりません。

 もともと朝は強くて、深夜0時に寝たとすると、5時には起きてしまっていました。
 それはつい1年前くらいまで。

 今年度に入って、なかなか眠れなくなって、深夜3時頃になってやっとウトウトして、眠れるような状態になってしまいました。

 当然、朝が弱くなり、今は6時に目覚まし時計が鳴るまで、起きることなどありません。
 精神科医に頼んで入眠導入剤を出してもらっていますが、あまり効きません。

 思い切って眠れぬ夜を私に与えられた貴重な自由時間と考えようとしましたが、眠れない焦りからか、なかなか開き直ることが出来ません。

 はるか昔、私が高校生の頃、「眠れぬ夜のために」という映画が公開されました。

 不眠症の男が、深夜、眠れぬままにドライブに出て、美女と出会い、その美女が困っていることを知り、お人好しにも美女を助けようとして、国際的な密輸団体と関わり合いになってしまい・・・という冒険譚。

 映画にすると、深夜の冒険というのも悪くないと思ってしまいますが、眠れないのは実際にはなかなかしんどいものです。

 サラリーマンゆえ、朝は何が何でも早起きしなければなりません。
 未練がましく布団に残ってあと5分、などと考えていると、気が付いたらお昼12時をまわっていた、なんていうことになりかねません。

 うつ状態がひどい頃、大量の薬を飲んでいたこともあって、過眠傾向でした。
 とにかくいつも眠くて、いくら寝ても十分に眠ったという感覚が得られないのです。

 その時は休職していましたから、いつでもたっぷり眠ることができたのですが、当時は起きていられないことに不安を感じていました。

 過眠が治まらないと、復職は出来ない、と。
 不眠症が羨ましい、くらいに思っていました。

 うつ状態から少しづつ抜け出していくと、自然、過眠は改善されました。
 病気の症状だったのですね。

 その後10年以上、過眠も不眠も起きていません。

 ところが、近頃の不眠。

 睡眠導入剤を増やしてもらうしかなさそうです。
 ろくに眠れなかった翌朝、車通勤で運転するのは怖いですから。