このたびの震災で、危機管理が問われているのかと思いきや、今、管理危機なのだと、佐々淳行が書いていました。
なるほど、管理が危機的状況なのですね。
大将は官邸にどっしりとかまえて各種情報を精査して色々な決断を下さなければ行けないのに、市民活動家の血が騒いだのか、強引に現地視察して官邸スタッフにも被災者にも迷惑がられ、そうかと思うと東京電力に乗り込んでイラ管の本領を発揮して東京電力幹部を怒鳴りつけ、しかも3時間以上東京電力に居座ったとか。
主不在の官邸では、不測の事態の連続でさぞ困惑したことでしょう。
テレビでは涙を浮かべて演説するという自己陶酔ぶり。
危機にあたって大将が感情的になっているようでは、管理危機と言われても仕方ありますまい。
諸外国では、被災者が冷静で秩序立っていることが賞賛されるとともに、東京電力や日本政府の慌てふためきぶりに批判が起きているとか。
過去、市民活動家だったことはともかく、今は総理大臣なのですから、どーんと構えてほしいものです。