先週の金曜日、医師から節酒を勧められました。
一回に飲む量を日本酒なら2合以内にし、週に1日か、できれば2日、休肝日を設けることができれば、肝臓の数値は劇的に良くなるだろう、とのこと。
とりあえず、金土日は2合以内に収めました。
今日は休肝日に挑もうと思っています。
そういえば、朝2合、昼2合、夜6合の酒を欠かさなかったという酒豪、若山牧水は43歳の若さで酒毒のために亡くなりました。
その彼にしてからが、節酒しようとしたことがあり、
朝酒は やめむ昼ざけ せんもなし ゆふがたばかり 少し飲ましめ
という、酒飲みの切ない心情を、少々卑しい感じの歌に残しています。
もちろん私は、朝酒も昼酒も飲まず、晩酌だけですが、歌人には朝酒も昼酒も欠かすことのできない酒だったのでしょうね。
結局禁酒も節酒もすることなく、はかなくなってしまいました。
この一年で、飲まなかった日は2~3日くらいしかありませんので、週2日の休肝日はハードルが高いですが、とりあえず今日だけは、素面で過ごしたいと思っています。
若山牧水のように酒で命を落とすのは嫌ですから。
肝臓を正常値に戻して、元気な体で引退後の生活を楽しむためには、今が踏ん張りどころ。
完全禁酒ではなく、節酒で済むうちに、なんとかしたいものです。