終活シェアハウス

文学


 昨夜、金曜日夜の良い気分に任せて、「終活シェアハウス」と言う本を読みました。
 68歳のおば様達4人が豪華マンションで共同生活するお話です。








 男手が欲しいと、男子大学生を秘書という名の雑用係にやとい、その男子大学生の視点からおば様達の生態が語られます。
 4人はオツムのあまり良くない中高大一貫の女子校の同級生。
 独身を貫いた者、熟年離婚した者、シングルマザーとして子育てを終えた者、家族との折り合いが悪く追い出されるようにしてシェアハウスにやってきた者など、事情は様々なお一人様たちのドタバタ劇です。
 それにしてもこのおば様たち、食欲旺盛です。
 かなり凝った料理をし、それをワイン片手に食すシーンが頻繁に語られます。
 旨そうです。

 シェアハウスを金銭的な問題で閉じそうになったり、ストーリーはテンポがよく、読ませます。
 気楽に読める一冊になっています。
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