今朝の新聞に、防衛大学校の名誉教授が面白いことを書いていました。
危機にあたって、二次災害、三次災害、あるいはまったく別の危機が絶対ないとは絶対に言うな、と。
この期に乗じて北朝鮮や中露が不穏な動きをするやもしれず、明日東海大地震が起きるやもしれず、乱に当たって別の乱を忘れるな、ということのようです。
しかし今、政権も自民党もこの震災にかかわることにあまりにも前のめりになっているように感じます。
政権の仕事はたくさんあり、震災対策だけではありません。
総大将が余裕を失うと、ただでさえ鈍い頭脳の働きがますます鈍り、敵より怖い無能な大将になってしまいます。
その片鱗は感情的な演説や、官僚や東電社員を怒鳴りつけたりといった感情を露わにする行動に見られます。
まずは風呂に入ってゆっくり睡眠をとり、クリアな頭で冷静に、感情的にならずに各種指示を飛ばしてほしいものです。