老いたり

仕事


 今日は命令により日曜出勤。
 嫌になりますが、代わりに明日がお休みです。
 そう思えば、理不尽な日曜出勤も耐えられるというものです。
 
 最近、自分が馬鹿になってきたように感じます。
 物覚えは悪いし、ちょっと前のことをすぐに忘れてしまうし、若年性認知症なんじゃないかと思うほどです。
 それが加齢による普通のことなのか、私に異常事態が迫っているのかは分かりません。

 それと情報系にめっぽう弱くなったこと。
 職場にいる20代の若手職員は、論理的にはコンピューターやスマホのことを理解していなくても、直感的に分かってしまうようで、初老に達したおじさんには神業のように見えます。
 私が就職した頃はウィンドウズ95が発売される前で、ワープロで仕事をしていました。
 通信手段は電話と手紙とファックスだけです。
 おそろしく時間がかかります。

 そしてパソコンの出現。
 これが仕事のやり方を根本的に変えました。
 メールの他にもスラッグだとかいうものがあって、情報は瞬時に飛び交います。
 メールは一日に50通以上届きます。
 おじさんには辛い道理です。
 もう付いていけないように感じています。

 そろばんやワープロで仕事をしていた昭和から平成初期が懐かしく感じます。
 老いたり、と感じざるをえません。

 これから5年、10年、情報化はますます進むのでしょうね。
 必死で時代にしがみついて、せめて普通にやらなければならない技術の習得には努めなければならないでしょう。