お前は精神病だと診断されて、もう7年ちかくになります。
その間、半年の病気休暇を一回、9カ月の病気休暇を2回、合計すると丸2年休んだことになります。
それぞれに異なった状況で、症状も微妙に異なっていました。
最初の半年は組織改革に伴う業務多忙が原因で典型的なうつ状態となり、休んでいても毎日不安で、気持ちが落ち込んで仕方ありませんでした。
自殺のリスクが最も高かったときでしょう。
その状態から脱して職場復帰し、二ヶ月後に異動して、1年3カ月通ったのですが、上司から暴言を浴びせられ、またおかしくなって9カ月休み、その間弁護士を立てて上司に謝罪と経済的補償を求め、それは受け入れられました。
大丈夫かなと思って復帰したら、約束していたパワーハラスメント防止規程が制定されておらず、私は怒りに震えてどうなっているんだ、と文句を付け続けながら、10カ月通い、規程ができたら虚脱状態になってまた9カ月の休暇。
このときは最後の三カ月リワークに通い、自信をつけて今年の5月に復帰。
現在に至ります。
あの上司に当たらなければ、最初の半年の病気休暇で済んでいたんじゃないかと思うと、今でも怒りがこみあげます。
そうは行っても過ぎた時間が戻るわけじゃなし、これからのことを考えざるをえません。
ノーベル平和賞を受賞した劉暁波氏が、「自分には敵はいない。戦うこともない。ただ、自由と民主主義を実現させたいだけだ」という意味の発言をしていました。
私は「敵はいない」という発言に心打たれました。
もうあの上司を敵視して一人腹を立てるのは止めようと思いました。
臨済宗の故松原泰道師は、腹が立ちそうになったら、心の中で「腹たてまいぞそわか、腹立てまいぞそわか」と心の中で念じ、平静を保ったとか。
師は平易に仏教の真髄を説いた多くの著作で、世の人々に仏法を広めましたね。
私も発作的に現れる思い出し怒りが出そうになったら、「腹たてまいぞそわか、腹立てまいぞそわか」と、心中深く唱えようと思います。
以下は、数多い故松原泰道師の著作のなかでも、とくにお薦めの三冊です。
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