今日は同居人の誕生日。
44歳になります。
21年前出会った時、彼女は23歳で私は22歳でした。
ずいぶん時が流れましたが、子どもがいないせいか、あるいは苦労していないのか、年のわりには保存状態は良好です。
一緒に暮らし始めてからもうすぐ15年になります。
柄にもなく、仕事帰りに駅前の花屋で花束を購入して同居人へのプレゼントとしました。
圧倒的多数の男は花束をもらっても喜びません。
食えるわけではなし、一週間もすれば枯れてゴミになってしまうような物、なんでもらって嬉しいのか、私には謎です。
しかし女性の多くは花束を貰うと喜ぶということくらい経験的に知っているので、過去、何人かの女性に花束を贈りました。
すると大抵、贈ったこっちがびっくりするくらい喜ぶのですよねぇ。
花束なんて五千円も出せば見栄えの良いものが買え、しかも効果は絶大というわけで、費用対効果の面から言って、これほど効果的なものはありません。
じつに不思議です。
日頃クールでドライな印象を与えるわが同居人も、こと花束贈呈となると例外ではないのが不思議です。
花というものには、男には分からない独特の魅力があるとしか思えません。
多分私には生涯分からないのでしょうけれど。