昨日今日と忙中閑ありという感じでした。
今日は午前中、職場のゲストハウスに置いてある自転車の保険の継続に自転車屋に行った以外は特にすることもありませんでした。
30年ぶりくらいに自転車に乗りましたが、強い向かい風もあり、ふらふらと蛇行してしまいました。
子供のころ覚えた自転車の運転、体が覚えていると思っていたのですが、想像以上に衰えは激しいようです。
自転車屋、片道4キロと微妙に遠く、覚束ない運転しかできない私には、永遠のように遠く感じられました。
疲労困憊した私は途中から自転車を押して歩き、職場にはタクシーで戻りました。
当然、タクシー代は自腹です、
バスで戻ればバス代がもらえるのですが、そんな気は全く起きませんでした。
こんな風にして、易々と出来たことが少しずつ出来なくなるのでしょうね。 義母は今特別養護老人ホームに入居していますが、車椅子に座り続けることさえできなくなっています。
食事の際のわずかな時間と同居人が訪問した際の30分のみ車椅子で、あとはベッドに横になっています。
だんだんと表情が乏しくなり、生きているのか死んでいるのか、いずれにせよこの世とあの世を行きつ戻りつしているかの如くです。
あれが30年後の私と同居人の姿でしょうか。
ただし、生きていれば。
私の実父は70代前半でなくなっていますので、80代後半は難しいかもしれませんね。 生まれて家族親族から祝福されて幸福な子供時代を過ごしても、社会人になっ てお勤めを始めれば地獄が待っています。
人事異動で別の部署に移ったとしても、赤い地獄が青い地獄に代わる程度のことです。
人間なんて儚いものですねぇ。