私たち公的機関で契約などの事務を行う者にとって、衝撃のニュースが駆け巡りました。
あるパソコン関係の代理店が廃業する、というのです。
まだ噂の段階ですが、深く職場に入り込み、ほとんど癒着とさえ言っても言い過ぎではない関係性で、かなり無理目なお願いも快く応じてくれる業者でした。
もちろん、入札になるような高額の案件では、公正な競争をしますが、100万円に満たないような、随意契約が認められている物品は、ほとんどそこに頼んでいました。
メンテナンスも完璧。
公的機関に入り込もうと虎視眈眈と狙っている業者はたくさんいますが、中には危ない会社もあるので、つい付き合いの長い業者にお願いしてしまいます。
公正な競争を前提とする公的機関の調達とは言っても、そこは人間。
互いの信頼関係は重要です。
敏腕営業マンがごっそり客を引き連れて起業するのでは、という憶測も流れています。
それならそれで新しい会社と取引すれば良いのですが、どうなるか分かりません。
しかし営業状態が悪いという話は聞いたことが無かったし、近隣の公的機関とばかり手広く商売をしていたらしいので、どうも解せません。
どうなりますことやら。