裁判

社会・政治

   昨日から小沢一郎被告の裁判が始まりましたね。
 小沢被告は頑として罪を認めません。


 師匠であった田中角栄元総理はロッキード事件で、尊敬する先輩であった竹下登元総理はリクルート事件で、後見人であった金丸元副総裁は佐川急便事件で、いずれも晩節を汚しました。
竹下元総理です。

金丸元副総裁です。

 今また、小沢被告

 因果はめぐると言いますが、田中角栄直系の政治家は、どうしてこうも誰もかれもが汚職疑惑に見舞われるのでしょうねぇ。

 かつては金の話は秘書に一切を任せ、政治理念を語るのが政治家の役割とされていたのが、田中角栄は大物政治家なのに自ら集金、配分をやって、それでボロがでたら切るべきトカゲのしっぽがなく、自ら逮捕される羽目になった、と聞いたことがあります。

田中軍団です。

 政治にダーティーな面があるのは否めません。
 そういう面は、そういうことが得意な黒子にすべて任せ、いざとなったら黒子を切ればよいのです。

 秘書3人に有罪判決が下り、にわかに小沢離れが加速し始めました。

 いくら選挙に強いとか、集金力があるとかいっても、彼は政界をただくっつけたり打っ壊したりして楽しく泳いできただけで、例えば郵政民営化と北朝鮮に拉致を認めさせた小泉元総理とか、国鉄民営化や行政改革、比類ない強固な日米同盟を作り上げた中曽根元総理などのように、この人はこれをやった、という実績が思い浮かばないのですよねぇ。


 
老いてなお眼光鋭い中曽根元総理です。

 
 
にこりともしない小泉元総理に侍を見ました。


 40年も議員やってるのにねぇ。

 これじゃあ、続けることは良いことだ、みたいな、ラジオ体操のごとくです。
 ただしラジオ体操は少しずつ健康になっていきますが、権力闘争を続けていると、悪相になってきますね。

 もうその悪相は治らないでしょうけど、引退してのんびり縁側で茶でも飲んで、来し方を振り返ってはいかが?

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