視野検査

その他

 今日は振替休日。
 土日月と出張したので、土日の分で2日、好きな日に休めます。
 今日がその1日目。
 
 今日は馬鹿に涼しく、風も心地よかったので、8時半から10時まで近所を散歩しました。
 いつの間にか新しい家が建っていたり、お店が替わっていたり、わずかな間にも世の中は変化していることを実感させられます。

 今日は11時から半年に1度の視野検査。
 12年ほど前、あんまり目が疲れるので眼科にかかったら、思わぬことに緑内障の初期症状であることが判明しました。
 以来、毎日2度、眼圧を下げる目薬を打って、緑内障の症状は12年前とほとんど変わらず、左目の一部に視野の欠損があるだけで、自覚的には全然わかりません。
 緑内障で失った視野は戻ることがなく、現代医学では症状の進行を止めるもしくは遅らせることが治療の目的です。
 私の場合、早期発見が幸いし、症状の進行はみられません。
 視野検査、けっこう面倒なのですよねぇ。
 片目ずつ半円形の白い器具に目をあて、一瞬光が見えたらボタンを押すのです。
 しかも目は真ん中の黒い点を見つめたまま、四方で光る一瞬を見逃すまいと集中するのです。
 目玉を一瞬の光に合わせてしまっては視野検査の意味が無いため、目玉を動かさないことに気をとられます。
 初めて検査を受けたときはどうしても目玉を動かしてしまい、なかなか有意な結果を得られず、数回繰り返し、疲れ果ててしまいました。
 今ではコツをつかんだのか、1回の検査で精確な結果を得られます。
 12年進行していないので、多分今回も大丈夫だと思っています。
 症状が進行していたら、薬が変わるか、あるいは点眼の回数を増やすことになるそうです。
 どっちにしても痛みを伴う治療ではないので、気楽に考えています。

 同じ年、突発性難聴というのをやりました。
 突然右耳が聞こえなくなったと思ったら、今度は耳元でチェーンソーでも動かしているような激しい耳鳴りがして、慌てて病院に行き、三ヶ月程度ステロイド剤を大量投与し、完治はしませんでしたが著名回復ということで、今も検査をすると右耳に軽い難聴が残っていますが、日常生活に支障をきたすことはありません。

 この病気、ストレス説やらウィルス説やらがありますが、原因不明のため、特定疾患に指定されており、発病後一週間以内にステロイド剤を投与しない場合、方耳の聴力を失うという怖ろしい病気です。

 ステロイド剤のせいで顔が真ん丸くなるムーン・フェイスという副作用で恥ずかしい思いをしましたが、今となっては懐かしい思い出です。

 突発性難聴にしても緑内障にしても、早期に治療を始めたおかげで、大過なく過ぎたことは良かったですねぇ。
 現代医学に感謝です。