今日は土曜日に出勤した分の振替でお休み。
一人でのんびり過ごしています。
すっかり忘れていましたが、昨日、6月13日は我らの結婚記念日でした。
同居人も忘れていたようです。
もう23年が過ぎます。
1998年、私たちは愚かにも飯田橋の東京大神宮で式をあげ、隣接するマツヤサロンで宴を催したのです。
我がままで独りを好む私が、よく離婚せずにここまで来たものです。
私は学生時代、自分は結婚しないだろうと思っていました。
赤の他人と暮らすことなど、想像できなかったからです。
それが何の因果か、28歳で結婚してしまいました。
同居人は私と異なり、穏やかで、感情的にならない人です。
それが良かったのでしょうね。
最大の危機は、私の精神病の発症でしょうねぇ。
私はひどく落ち込み、何もできなくなりました。
後で聞いたのですが、同居人はその時、keep smiling 、に努めていたそうです。
常に微笑みを絶やさないように。
泣かせます。
当初うつ病と診断されましたが、躁状態に陥り、双極性障害(昔で言う躁鬱病)に診断が変わりました。
2年くらいかかりましたが、その後寛解に至り、10年以上、普通に勤務しています。
病気をほぼ克服し、それまでと私は明らかに変わりました。
孤独を恐れ、同居人に依存するようになったのです。
立場が逆転した瞬間でした。
その時から、離婚を恐れるようになりました。
惚れ直す、というのとは異なります。
私は子供っぽくなり、同居人は親のようになったのです。
初めて、私は同居人に惚れている、と思うようになりました。
もう23年。
あと2年で銀婚式なのですね。
ずいぶん色々なことがありました。
ここまで来たら、金婚式までは二人で生きたいと切に願います。