今日はのんびりと自宅で読書をして過ごしました。
読んだのは、湊かなえの「豆の上で眠る」です。
大学生の姉妹。
物語は、妹が大学生の現在の生活と小学生の頃の記憶を追憶する場面が同時並行的に描かれながら進みます。
小学校3年生の頃、姉は謎の失踪をとげ、2年後、ふいに戻ってくるのです。
しかし妹の目には、帰ってきた少女が姉だとは思えません。
姉の偽者としか。
いったいどういうことか、分からないまま物語は進み、唐突に、真実が語られます。
やや強引な感じがする筋立てです。
一気に読んでしまいましたが、ミステリーとしてはやや破綻しているように感じました。
![]() | 豆の上で眠る (新潮文庫) |
湊 かなえ | |
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