豪雨

文学

 昼休み。
 外はひどい雨です。
 今日は東日本全域が豪雨に見舞われるとか。
 東日本大震災に襲われた方には、一年半の時を超えた涙雨となっていることでしょう。

 あららかに わがたましひを 打つごとき この夜の雨を 聴けばなほ降る

 若山牧水
の和歌です。


 私は今日の雨に魂を打たれてなどいません。
 しかしうつ病が激しい時、雨は大敵でした。
 雨が降ると布団から起き上がれなくなってしまうのです。

 今はそういうこともなくなりました。
 ただ鬱陶しいだけです。 
 病癒えて、ずいぶん楽に、生き易くなりました。

 水不足が叫ばれる昨今、この雨が恵みの雨となることを祈ります。

若山牧水歌集 (岩波文庫)
伊藤 一彦
岩波書店


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