軍事衝突

社会・政治

 中国の某新聞の社説で、フィリピンや韓国が中国漁船を拿捕したことを踏まえ、わが国を含めた東アジア、東南アジアにおいて、中国が主張する領土問題を棚上げして海底資源を共同開発しようと言う話をアセアン諸国や日韓などが米国を後ろ盾に反故にしており、近々軍事衝突が避けられない事態にいたるだろう、と論説していました。

 はっきりと軍事衝突の可能性に言及したのは、私が記憶するかぎり初めてではないでしょうか。

 中国がアジア・太平洋だけでなく、世界の不安定要因になっていることは明らか。
 今のところ、日韓やアセアン諸国が米軍を後ろ盾にして中国の言い分を突っぱねているのは、正しい姿勢だと思います。
 おそらく中国の社説は、アドバルーンをあげて各国の出方を見ようということなんでしょう。
 慌てず騒がず、国際法と各種条約に基づいて、淡々とわが国の立場を主張し、行動すればよいだけです。

 中国が世界を相手に一戦交える覚悟を決めているのなら、これには適切に対処するしかありません。

 ただちに中国が武力行使にでるとは思いませんが、わが国は準備を怠らず、その日に備える必要があるでしょう。
 日本は戦後66年、長い平和を維持してきましたが、徳川様の時代には260年、平安時代には400年にも及ぶ平和な時代がありました。
 今の平和がいつまで続くかはわかりませんが、平和維持の交渉を続けながらも、闘う準備だけは必要でしょう。

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