米国の反格差デモ、ついに200人を超す逮捕者を出したそうですね。
しかもデモ発生直後は過半数の米国人がデモを支持していたのに、今は支持する者はわずかだそうです。
そもそも幻想のお化けに向かっていくような、奇妙なデモでした。
現政権を転覆したいとか、賃金をいくらいくら上げろ、といったような具体的な目標がない漠然としたデモで、どうやって収束させるか、デモ首謀者も困っていたのではないでしょうか。
そう考えると、今回の逮捕劇、うまく出来過ぎていて、デモ首謀者と警察当局との狂言のようなきがしないでもありません。
そもそも米国は、機会の平等を保障することを国是としてきたのではなかったでしょうか。
機会が平等であるため、あとは本人の能力と努力しだいで、いくらでもお金持ちになれる国。
それをアメリカン・ドリームと呼んでいたはず。
あくまでも自己努力の国であることを誇りにしてきたように思います。
それは当然わが国とも、欧州諸国とも、ましてやアジア・アフリカ・中東などの国々とは全く違った、世界の中では異形の大国でした。
いわば格差があることに国家としてのアイデンティティを見出していたのでは?
それがまるで醜い嫉妬のように、あいつらはお金持ちなのになんでおれはお金持ちじゃないんだ!とでも言いたげな反格差デモ。
自らの国の成り立ちに思いを致し、顔を洗って出直しなさい。
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