選択

仕事

 いよいよ今日で令和2年度が終了です。

 コロナ禍で様々の技術的問題に苦しめられましたが、なんとか1年を無事終えることができました。

 まずは良かった。

 58歳で早期退職する人、60歳の定年を迎えながら、いったん退職し、退職金をがっつりもらってから、再任用で明日も出勤してくるお年寄り。

 人それぞれです。

 それにしても、58歳で早期退職する先輩が羨ましい。
 なんでも今後は一切働かない、完全引退だと言っていました。

 金の成る木でもあるんでしょうか。

 一方、定年退職しながら再任用で仕事にしがみつくのは、あまり格好良いとは言えませんが、住宅ローンが終わっていなかったり、教育に金をつぎこんだり、色々理由があるのでしょうね。

 これまでは、60歳で定年しても、5年間は本人が希望すれば再任用できる、という制度でしたが、これからは少しづつ定年が上がるそうですね。
 そして私が定年を迎える頃は、65歳が定年年齢になっているでしょう。

 60歳で定年できれば、あと9年なのですが、65歳だと14年になってしまいます。
 この5年は痛いですねぇ。

 働いて働いて働いて、死んでいく。
 それが現在の水呑百姓としか言いようがない、下っ端役人の運命なのでしょうか。

 なんだか人生がもったいないような気がしますが、安定を求めて今の職に就いたのも私の選択。

 そのおかげで、マンションのローンも終わり、車も買い替え、スーパーなどでは値札を見ないで買い物をする程度の安定感はあります。

 あんまり自己を卑下しないで、過去を肯定し、未来に希望を持たなければつまらない生活が、ますますつまらなくなってしまいます。