今日は電車で出勤しました。
同居人が休暇を取っており、1人暮らしの母親が欲しがっていた、室内用の洗濯物干しを届け、組み立てるために車が必要とのことでしたので。
普段車通勤をしていると、電車通勤がひどく億劫に感じます。
自宅から最寄り駅までは、5分とかからない便利さなのですが、職場は最寄り駅から15分もバスに揺られなければなりません。
電車に乗っている時間よりもバスのほうが長いというしんどさです。
で、つい、朝は駅から職場まで、タクシーを使ってしまいます。
さらに、帰りも駅までタクシーを使ってしまいます。
毎日電車通勤だったら、不可能な芸当です。
小銭といえども毎日遣えば馬鹿になりません。
もともと満員電車が嫌い、というより電車通勤そのものが嫌いで、東京からお隣、千葉に就職して引っ越したわけですが、それは正解だったと思っています。
車通勤が認められ、無料の駐車場がある職場なんて、少なくとも23区内ではあり得ないと思います。
距離は14キロと、微妙に遠いですが、これも同居人の実家近くにマンションを求めたため。
本当は車で10分もすれば到着できる場所に住みたかったのですが、14キロで40分くらいかかるというのは、億劫です。
でもまぁ、都内通勤だと、一時間以上は当たり前で、しかも人が乗るものとは思えない混雑ぶり。
過積載かと突っ込みたくもなります。
車ならラジオでも聞きながら、座って通勤できます。
都会と違い一本道で、逃げるべき他の道路や裏道が無いのが残念ではありますが、贅沢は言っていられません。
私の職場にも、わざわざ1時間半もかけて、都内から通っている人もいます。
お気の毒。
最近、よくトカイナカという言葉を耳にします。
都会のような、田舎のような、微妙な場所を指す言葉のようです。
そして、それらが住みやすいということで流行っているようです。
それならば、千葉市はまさしくトカイナカ。
そんな言葉が生まれるはるか前から、私は本当の田舎ではない、かと言って都会とは言えない、しかも都内に出ようと思えばそう遠くもない、そんな所に住みたいと思い続けてきて、現にそうなりました。
もう30年も給料が上がらない、先進国のなかでもひどい国になってしまった我が国においては、生活費の面からもトカイナカが重宝されるのではないでしょうか。
食費やなんかは都内と千葉市では大差ないですが、なにしろ不動産が安い。
借家でも持ち家でも、23区に比べると破格の安さ。
初めて千葉市にアパートを借りる時、不動産屋でわが目を疑いました。
それは新築のマンションを購入するときも。
完成まで1年以上先のマンションを購入しましたが、繰り上げ返済を重ねて、早晩、ローンは返済し終わりました。
千葉市の宣伝みたいになってしまいましたが、これはよくありませんね。
千葉市にこれ以上人が増えるのは嫌ですから。