来週の日曜日は都議選の投票が予定されていますね。
千葉県民の私には対岸の火事ですが、そのすぐ後に予定されている参議院議員選挙の行方を占う重要な選挙です。
自民党は何が何でも第一党の座を民主党から奪還し、勢いをもって参議院議員選挙に臨みたいでしょうし、劣勢隠しようもない民主党も、善戦して参議院議員選挙につなげたいでしょう。
そこにみんなの党やら維新の会やらが絡んで、誠に面白いことになっています。
第一次安倍政権が倒れるきっかけになったのが参議院議員選挙での敗北にあるため、安倍総理は参議院議員選挙を親の仇と呼び、必勝を期す覚悟のようです。
果たしてどうなりますことやら。
当初安倍総理は憲法改正、わけても改正手続きを緩和するため、96条の改正を争点にする構えでしたが、世論調査の結果、96条改正への賛同が思ったほど伸びないことから、専ら経済政策を掲げ、国民所得の増加を訴えるようです。
しかし国民は馬鹿ではありません。
そんな小手先の技で、支持率が延びるはずもありません。
ここは議席を伸ばすことよりも、自らの信念を、真実の言葉で訴えるべきでしょう。
そのほうが人の心を打つし、結果的に勝利への近道になろうかと思います。
近年の総理大臣を見まわして、安倍総理ほど高い志と政治的信念に忠実である人はいなかったように思います。
それがゆえに、現在、自民党は高い支持率を保っているのだろうと思います。
そうであるならば、安倍総理には、堂々と自らの信じる政策を訴え、長期政権を維持して失われた20年を取り戻すとともに、日本国民が限りない誇りをもって愛国心を涵養できるように導いてほしいと思っています。
自国を愛せないような者に、他国を尊重することなどできようはずもありませんから。