文学

 忙しい1日を終え、20時ちょっと前に帰宅。

 あわててシャワーを浴びて、今、焼酎をやっています。

 父が亡くなって丸4年くらいは、毎晩飲んでいました。
 父が亡くなった直後は、ほとんど毎日二日酔いでした。
 仕事に支障を来たしかねない状況で、よくもあれだけ飲んでいたものです。

 それほど、父の死は私にとって大きな出来事でした。

 それが最近は、飲酒も週に3日か4日。
 ご清潔になったものです。

 さすがに父の死も、過去の出来事になったようです。
 
 酒飲みは、正月だとか花見だとか、うれしいだとか悲しいだとか、何かと理由をつけて飲みたがりますが、じつは理由なんてありません。

 ただ飲みたいだけ。

 白玉の 歯にしみとおる 秋の夜の 酒はしずかに 飲むべかりけり

 と、詠んだののは、若山牧水でした。
 酒の飲みすぎで43歳で亡くなっています。

 この歌は、酒を詠って最強にして空前絶後でしょうねぇ。

 もっとも、秋の夜のみならず、年がら年中、飲んでいたそうです。
 朝に二合、昼二合、夜六合、欠かさず飲んでいたそうです。

 多分依存症だったんでしょうね。

 私はそんな酒豪ではありませんが、一日の憂さを晴らすのに、酒ほど手っ取り早いものはなく、嫌なことがあると、つい、飲んでしまいます。

 翌日に残らない程度にとどめておきたいものです。