野田内閣発足

社会・政治

 野田内閣が今日発足しましたね。
 官房長官は野田側近で寝業師の藤村修、財務大臣に安住淳、総務大臣に川端達夫などが並んでいます。

藤村修官房長官です。
 
 小沢一派にも気を配り、総主流派体制を目指しているようです。
 その戦略が吉と出るか凶と出るか、天のみぞ知る運命ではあります。
 
 発言や物腰に安心感があるのが、今国民に受ける最大の理由でしょうねぇ。
 前の二人がいかにも危なっかしい政権運営をしていたから、なおさらですねぇ。

 私の願いは二つ。
 増税をしても良いから、震災復興を成し遂げ、再び世界を驚かせて欲しい。
 それが成ったのなら、保守政治家を自認する野田総理らしく、安倍元首相が成しえなかった憲法改正を成し遂げて欲しい。
 
 日本が戦後迷い込んだ魔術的思考=平和を念じれば平和は維持される、から脱却し、世界標準の国家になってほしい。

 憲法1条~第8条を削除して天皇制を廃止し、第九条の二項を改正して、前項の目的を達するため、自衛のために必要な陸・海・空軍を保持する、と改正し、第86条は予算の繰り越し越し積立を認めるよう改正し、96条を改正して国会議員の過半数で国民投票ができるようにする、といった改正を、私は望んでいます。

 天皇制を認めることは、生まれや血で人を差別することにつながるので、認められません。
 軍事力を保持しない、という条文は、現実に自衛隊という強力な軍隊を保持している現在、もはや死文化しています。
 予算の繰越積立金は、年度末の無駄な予算執行を防ぎ、赤字国債の償還財源にあてられるので、ぜひとも必要です。
 憲法改正の手続きの緩和は、硬性憲法の不都合を厭と言うほど味わったわが国民なら、その必要性を理解してくれるでしょう。

 他にも、著作権や知的財産権の問題、情報革命に伴うサイバーテロの問題など、憲法に書き加えたいことはたくさんあります。

 もうすっかりふるくなってよぼよぼのおじいちゃんになっちゃった我が憲法。
 早く改正してほしいですねぇ。

 戦後66年の間に日本人の頭にしみ込んだ魔術的思考は、なかなか払しょくできるものではありますまい。
 それが血となり肉となって成長した人々も、もう定年を迎えています。

日本国憲法―ピースブック
「写楽」編集部
小学館

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