今日、診察がありました。
私は、今まで医師に語らなかったことを語りました。
すなわち、パワーハラスメント加害者たる支社長に対し、抜きがたい憎悪が抑えられず、殺人欲求を捨てられずにいる、ということです。
私は毎晩、床につくと、まず、どんな方法で支社長を殺害するか考えます。そして、もっとも残酷で、苦痛に満ちた死刑方法を考え付いたとき、私は心から安心して眠るのです。
医師は、あまりに強い憎しみは、精神病の症状と考えられる、と言って、レボトミンを処方しました。この薬は強烈な鎮静効果があり、統合失調症のみならず、うつ病や躁病など、多くの精神病に使われる、メジャートランキライザーです。私は今までメジャーを処方されたことがなかったので、少なからず、ショックです。
私は殺人を空想して楽しんでいますが、実際に行動にうつすことなど、想像もできません。鎮静剤でそれを抑えても、その場しのぎのような気がします。
犯罪被害者が犯罪加害者に持つ感情としては、わりと一般的なのではないかな、と思っています。
とりあえず頓服ということなので、明日にでも試してみようかと思います。