昨日の記事に書いたとおり、15年来の付き合いの女友達2人とともに、昨夜は東京ステーションホテルのレストランで食事をし、その後ホテルのバーへと繰り出しました。
雰囲気は悪くないのですが、カクテルが若干甘めで、すぐにウィスキーのロックに切り替えました。
ここ2年で20キロばかり体重が落ちた私を見て、2人は全く別の反応を見せました。
1人は痩せすぎだ、と心配し、1人はまたもてちゃうんじゃないの、とからかいました。
そしてまた、着流しで蜘蛛の装飾を施した煙管をくゆらせる私を、ヤクザか極悪人に見える、と口をそろえていましたね。
一人は目黒に築40年の中古マンションを即金で購入し、女1人で生きていく覚悟を固めたようです。
近々そのマンションに招待してくれるそうです。
築40年とはいえ、大幅にリフォームしたので、狭いながらも快適だと言っていました。
もう一人は千駄ヶ谷の団地で同棲している男がいるけれど、なんだか面倒くさくて入籍する気になれない、と言っていました。
また、かつて一緒に働いていた後輩の男が最近自殺したことも聞かされ、衝撃を受けました。
確実に、時は流れているのですね。
一人は少々太ったようでしたが、一人はあまり変わりませんでした。
そして私たちの関係性はといえば、会ってしまえば昔に戻るようで、それは学生時代の友人と同じです。
今なお、危ういバランスを懸命に保ちながら、互いに楽しいだけの関係性であるように偽っていたように感じます。
一歩間違えれば、仲の良い3人は、あるいは不倫関係になるかもしれず、そうなれば女性二人の友情は危機を迎えるでしょう。
もっとも、もう私は色恋沙汰など面倒くさくて仕方ないので、こうやって時折酒を酌み交わせれば十分なのです。