3日続けての雨。
嫌になりますねぇ。
梅雨にはまだ早いというのに。
しかしおそらくこの長雨が、春をもたらすのでしょうね。
私の職場では、先週、幹部級の職員が突如として打ち合わせ中に意識を失い、すぐに回復しましたが、念のため病院に直行。
内科を受診したところ、メンタルが疑われるとのことで、精神科にまわされ、やはり心の病だろうということで、病気休暇に入りました。
ボトムアップにより意思決定をする私の職場では、最初に起案する担当者レベルか、その少し上の主任・係長レベルがメンタルをやられることが多く、幹部級が倒れるのを見たのは初めてです。
実務派で、調整能力にはかねてから疑問符が付いていただけに、他部署やより上の職員との折衝に疲れ果ててしまったようです。
この前は同じ部署の若い係員が適応障害を発症したばかり。
彼は精神病薬を服薬しながら、4月の異動だけを楽しみに、どうにか出勤を続けています。
平成16年度の国立大学・国立研究機関の法人化以来、目に見えてメンタルに不調をきたす者が増えています。
私自身、法人化翌年の平成17年に倒れました。
今はすっかり回復して、嫌々ながらではありますが、毎日きちんと出勤しています。
回復に至るまでには、上司からパワーハラスメントを受けて再発したりして、5年くらいは出勤したり休んだりを繰り返しました。
このところ、およそ5年ほどはきちんと通っています。
もう発症して10年ちかくになるのですねぇ。
この間のよしなしごとを思うと、感慨無量です。
やまない雨は無いと言うとおり、きちんと療養すれば、うつ病にしても躁うつ病にしても良くなるのですねぇ。
あまりにも長い雨でしたが、明けてしまえばもはや過去のこと。
忘れることは出来ませんが、辛い記憶も歳月とともに単なる事実の記憶に変わっていくようです。
今 の雨も明日には上がるやに聞いています。
人生晴れたり曇ったり。
さらには豪雨や台風、大雪や地震が私たちを襲います。
しかしそれも、過ぎていくもの。
ただ時の流れに任せて、ゆらゆらと漂うより他、私にできることはありません。
夢も希望もとうの昔に失い、漂うことに快さを感じている私であれば。