雨が降っていますね。
うつが激しい頃、私は雨が降ると起き上がれませんでした。
でも今は、鬱陶しいとは思うものの、晴れの日と変わりなく起き上がり、出勤できるようになりました。
ありがたいことです
私は仕事をしながら、ふと、奇妙な感覚にとらわれることがあります。
就職して二十一年目を迎えるというのに、なんだか短期間の臨時の職に就いているような気がするというか、いずれ転職しなければならないかのような、変な気分です。
今の仕事が向いていないといえばそれまでですが、おそらく私に向いている仕事なんてこの世には存在しないんじゃないでしょうか。
そもそも働くこと自体が、私にはかなり無理なことなんじゃないかという気がします。
資産家の家に生まれ、土地の上がりだけで悠々自適に暮らすのが理想ですが、そうではない以上、そんなことを夢想したところで切ないばかりです。
そんな感覚にしばし襲われた後、いかんいかん、今の職場にいるから年相応の給料がもらえるのであって、転職しようとすれば私は使い物にならないのだ、と自分に言い聞かせ、目の前の仕事に集中しようと努めるのです。
他人のことはどうでもよいとは言うものの、他の同僚もそんな思いに囚われることがあるのだろかと、不思議に思います。
私が思うくらいだから、多かれ少なかれそんなことを誰もが考えるのでしょうね。
今現在の状況とは異なる、そして今よりマシな状況だったらどうだろうか、という、切なすぎる夢想。
現実の地に足をつけることなく、このまま定年まで世捨て人気取りで今の職にしがみついちゃうんでしょうねぇ。
切ないですねぇ。
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