今日は冷たい雨に閉じ込められて、ごろごろしています。
季節がこんなに早く移ろうものだとは、43年生きてきて気付きませんでした。
もうすっかり、秋ですねぇ。
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋と、秋は四季のなかでも最も過ごしやすい季節。
春のような濃厚な憂愁の気配もありません。
秋を楽しまずして、いつ楽しむ季節がありましょう。
私はとりあえず、食欲の秋を楽しみたいと思っています。
それには切実な理由があります。
3月5日の父の死以来、食欲不振が続いており、7ヶ月弱で体重が18キロ落ちてしまい、なんだかふらふらするというか、力が入らないのです。
父の生前73キロあった体重が今朝は55キロ。
ダイエットもせずにこんなに急激に体重が落ちることがあろうとは思ってもいませんでした。
就職時の体重が53キロで、その下は私にとって未知の世界。
どうしても53キロ以下に落ちるようなことは避けたいと思っています。
できればここいらで体重減少が止まってほしいと思っており、食欲の秋を楽しみたいというわけです。
体重が落ちて良かったこともあります。
以前買ったスーツが着られるようになったこと。
捨てずに取っておいて良かったと思います。
いずれも10万円ちかくするスーツなので、これから買ったら手痛い出費です。
安いスーツを買ったこともあるのですが、着心地が悪くて結局着なくなってしまったので、安物買いの銭失いになるよりはと、身分不相応なスーツを着用しています。
他に良かったのは、血液検査の値がことごとく正常値になって、主治医に褒められたことですかねぇ。
コレステロールと中性脂肪と血糖値が正常値を超えたばかりの時に、父は亡くなったのです。
まるで父は、おのれの死をもって、倅の健康を担保したような気がしてなりません。
今年の秋は、精がつくものを食って、体重を維持したいものです。